レッドテント:

女性として、私らしく性を生きる

 

あなたは、女性として生まれてきて本当によかった!と感じていますか。
女の子として子供時代を過ごし、生理が始まって思春期、やがて男性を知り、子供を産み育て、家庭の主婦、職業婦人として活躍し、更年期に入って熟女、賢女として生をまっとうする。
現代を生きる女性として、私たちは多くの自由を享受しています。つきあう相手を選び、避妊して性を楽しみ、好きな仕事につき、結婚するかしないか、子供を産むか産まないかさえも基本的には自分で選べます。
そんな中でどれだけ、本当に私らしい選択をして、私らしい生、そして、私らしい性を生きているのでしょうか。
人はみな性的存在です。性なしには誰も生まれてくることはありません。そんな命を創造する営みである性、女性としての私たちの創造力とパワーの源でもある性を、あなたはどのように生きているでしょうか。
子どもを授かることだけではなく、音楽や芸術、プロジェクト、仕事のアイデアなど、あらゆる形のクリエイティビティ、自分の人生の形作り方、生き方すべてに、この創造力、喜び、パワーの源が働いています。
こんなに自由な時代に生きているのに、真に心とからだを満たす性を謳歌する女性が少ないようなのは、なぜなのでしょうか。
親になっても、年をとっても、性生活はカップルの絆を深め、潤いをもたらす、大事な営みです。
ただ、過去の傷とか、性に対する自分や社会の見方、自分のからだとの関係、一般にメディアで見られ、実践されているセックスのあり方などが、自分らしく性を生きる妨げとなっている場合がよくあるのです。
本当に自分のからだを受けいれ、自分の心身に適った性生活を送れるようになれば、自分の深いところから力が湧き、のびのびと生きることができるようになります。
そのためにも、普段あまり口に出さないかもしれないけれど、とっても大切なこのテーマについて一緒に考えてみませんか。

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