性について語るとき

性について語るとき
全く自然に
ゆったりと歓びを感じている自分と同時に
心とからだのどこかで身構え
震えている自分もいる。
 
特に男性のいる場では
ヨーニという言葉を口にするだけでも
想像をかきたててしまう可能性がある、ということを
ここにきて強く自覚しつつある。
 
ある女性には、
「麻理がヴァギナ、と言う度に
からだがびくっと反応した」
と言われた。
あなたの反応はどんなだろうか。
え〜、そんなこと口にしていいの〜?と戸惑うのか、
それとも、
やっと、この大事なテーマについて語れる!
と安堵するのか。
それとも?
 
女性のヨーニは
あらゆる人が生まれてくる
素晴らしいところで、
歓びとパワーの源なのであって、
恥ずかしいもの、
隠さなければいけないもの、
汚いもの、
いやらしいもの
なんかじゃない!
ヨーニとつながることで
女性は力が出て、
でんっと自分の中心に落ち着けるし、
そこから真にほかの人ともつながれる。

自分のヨーニを見たこともなく、

ちゃんと心をこめて触れたり
耳を傾けたことがないと、
何かが足りない。
だからヨーニについて語り、
ヨーニに優しく触れてあげて、
女性たちの美しさとパワーに立ち還るお手伝いがしたい!
そう思って人前に立ち
ヨーニの大切さについて語っている。
そうすることで、
不完全燃焼でくすぶっている人や
いやな体験をした人、
性について意識して考えたことがない人、
家庭や社会で受けた「禁止令」を胸に抱いている人、
メディアなどから歪んだイメージを持っている人などが
揺さぶられたり、
触れてほしくないところに触れられて居心地が悪くなったり、
腹が立ったり、
悲しくなったり、
罪悪感にさいなまれたり、
いろんなことが起こりうる、ということを
心に留めておきたい。

そして顕われてくるいろんな感情、現象をも

ただあるがままにあらせることができればいい、と願っている。

 

それを見つめることができれば

自分で自分の心とからだに適った選択ができるようになるから。

だからおそれずに語って
語り合っていきたい。
性は人間にとって根源的なものだから。
聖なるものであり、
自然なものだから。

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